やあやあ!我こそは、ミケ左衛門でござるよ〜!

お題「わたしの仕事場」

 

え?戦国時代は400年前に終わってるの?

私の職場は未だに、なんですけど?

未だに武士とかいますけど?

すぐ戦ですよ。すぐ。

気抜いたら、切られる。

毎日ほら貝が鳴ってるもん。

 

 

一昨日、帰りに傘持って帰っていたら、上司から

「今日の天気予報は快晴だったのに、傘持って来てたの?」

と笑いながら聞かれた。

 

「何日か前、朝から雨降ってた時に傘持ってきてて、持って帰るの忘れてたんですよね~。」

と笑いながら返したら


「お前、そういうとこ仕事にも出てんぞ、気をつけろよ。」

と言われた。急に言われた。急に真顔で言われた。

 

油断してたね、完全に。

にこやかに近づいて来たと思ったら、突然刺されました。

心優しいおじさんかと思っていたら、鬼でした。

鬼畜でした。

畜生でした。

 

こちとら金曜の仕事終わりで、るんるんで帰っていたんですよ?

ニコニコで浮足立っていたんですよ?

わたし、頭の周りに音符とか出してたんですよ?

 

こんな可愛らしい部下に無慈悲すぎやしませんかね・・

 

アメとムチってやつなのですかね。

アメ弱いけど。てかアメ貰った覚えないけど。

 

そもそもアメとムチってバランス悪くないですか・・?

 

ムチでひっぱたかれた後に、アメ貰っても「んほぉ〜!たまんね〜」とはならんよ。

 

ミミズ腫れはアメちゃんで帳消しにならいっつーの。

全然釣り合ってない。

天秤すっごい傾いてる。

ムチ重すぎ、アメ軽すぎ。

 

最低限いちごパフェくらい貰わないと割に合わないよ・・

いちごパフェとムチ。っていうね。うふふ。

 

あとムチは痛すぎるので、やめた方がいいと思う。

いちごパフェにはやっぱブラックコーヒーでしょ。

苦いのと甘いのでベストマッチ。

いちごパフェとブラックコーヒー。っていうね。うふふ。

 

アメとムチはやめにして、いちごパフェとブラックコーヒーにしよう。

そんな上司がいい!

 

とかね、

 

こんなね、

 

こんなナメたこと言ってるから、ムチでぶっ叩かれるんだろうなぁ・・・。

 

 

ネバネバのディスティニー

自己評価ってキツくない?

だって自分で自分を褒めるわけでしょ?

そんで、照れて、うふふってなるわけでしょ?

いや〜、キツイっす。

キツイっすよ〜上司殿〜。

 

会社でね、自己評価表を書いたんですよ。

目標を書いて、年度末くらいに目標に対する自己評価を書いて提出するんだけどね。

今回は目標を書いたんですよ。

目標といわれても・・

こちとら去年とやること変わらないいし、目標とかねーよってね。

そう思う。

一生懸命に考えても「お金持ちになりたい!」とか「素敵な恋人がほしー!」とか「滑舌よくなりたい!」くらいしか出てこない。

なんだこいつ。

 

なんやかんやで、しっかり書いたけどね。

まあ、半分くらい去年と同じこと書いてたけどね。

 

 

書きながら、ふと昔のことを思い出した。

中学生くらいの時に将来の夢書くやつで、みんなが、

 

「サッカー選手になりたい」

「学者になりたい」

「保育士になりたい」

 

とか書いてる中で、私は「ビッグバンを起こしたい」などとバカなこと書いてたっていう黒歴史を思い出して、変な汗いたりしてた。

特に夢とかなくて、ふざけて書いたんだろうけど。

適当に「宇宙飛行士になりたい」とでも言っておけよ。なに新たに宇宙作り出そうとしてんだよ、スケールデカいこと言うなよ、夢ねー奴が。

とね、13くらいの自分をしかりつけながら。

 

 

なんとか書きました、目標。

そして、上司へ提出しました。

 

「入念にチェックして、入念にチェックして、ミスの削減を〜」って書いてた。
なぜか2回も「入念にチェックして」って書いてた。


もうね、全然チェックできてねーじゃねえかってね。
最速の有言不実行
ソニック並みの早さ
スマブラソニック使うも、スピード早すぎて扱いきれずに自滅してた、中学生のあの頃から、なんも成長してない。


スマッシュボール取って金色になって
「これで決めてやる!」つって物凄い早さで場外に飛んでいってた。

あの頃から何も成長してない。

 

そんなこんなで、今日も生きている。

 

ネバネバした人生。

 

 

 

ミケディー・ジョーンズ ~VRを求めて~

女性には、なかなか理解して貰えないかもしれないんですけど、男は自分の下腹部をペットのごとく可愛がっているんですよ。

 

時として「息子」などと呼ぶ溺愛ぶり。

 

みな親バカ。

 

息子であり、友であり、宝である。
そんな存在です。

 

あの福山雅治も「ジョニー」などと名付けて可愛がっているはずです。

その息子はね、朝起きた時、いっつも元気なんですよ。朝型です。

吉沢亮のジョニーも、きっと朝型です。

 

不思議なもので勝手に元気になっているんですよ。
オートマティックです。

毎朝it's automaticです。

宇多田ヒカルさんのAutomaticは男の下腹部の歌なのです。(※諸説あり)

 

 

私もね、朝起きたらオートマティックでした。
モーニング息子がwow wowしてました。

まったく仕方のないLOVEマシーンだなっと呆れつつ、息子をwow wowしておさめようかなと思っていたら、友人からLINEが来たんですよ。

 

要約すると「VRはすごい!」という内容でした。
VRの大人向け動画を体験したらしいです。

 

ほーん・・

 

ほーんっとね思いまして、

 

私もネットカフェに行きVRを体験しようかなっと。

 

いや私はね、別にあれなんですけど、息子がね、どうしてもと・・ゴニョゴニョ

 

などと言い訳しつつ・・

 

もうね!インディー・ジョーンズくらいのテンションなわけ!

VRという宝を求めて、家の扉を開け外へ歩みだしたんですよ。

 

そしてやってきました、ネットカフェ。

 

まさかのね、まさかの店員さんが私と同い年くらいの女性でした。

綺麗な店員さんでした。

この人にVR頼まないといけないわけ。
「今からエッチな動画を見ます!」と宣言するようなもんですよ。

恥ずかしすぎる・・

もうほぼ痴漢でしょ、これ。

 

しかしインディー・ジョーンズ気分の私は無敵。
その程度のピンチじゃへこたれません。

痴漢まがいの行為なんてなんのその。

なんならネカフェ内をトロッコで爆走したろかいっつーくらいの心意気。

 

すごい早口&小声でね「VRで」って言ったわけですよ。最短文字数で。

はい、ほんとはビビリ倒してました。
エロ本買う時の、他の漫画でサンドイッチみたいなのも出来ないからね。
勇気だしてね、早口で言ったの。頑張って言ったの。
早く言っても遅く言っても、大してかわんねーのに。

 

案の定、店員さんに「え?」って言われました。

 

私も覚悟決めてね。もう一度言ったよ。次はハッキリと。

 


「ぶぃらーるで。」

 


ヤバいヤバい!めっちゃ噛んだ。

超ピンチに陥った。

 

しかし、さすがインディー・ジョーンズ!

ピンチを覆す強運を持っていました。

 

だめだこれ、絶対伝わんなかったわって思ったけどね。

 

店員さんが「はい」って言ってくれてね。


なんとか伝わったみたい。
さすがプロだね。
聖徳太子も顔負け。よくぞ聞き取った。

よきかな、よきかな!

 

私は足早にその場を離れて、ほっと一息。なんとか乗り切った。
googleマップのレビューに「ここの店員は聖徳太子でした。」と書いてあげよう。

もちろん星5で。

 

さあ、もう宝はすぐそこ。

ここまで来たら、もう楽勝ピーポー。

あとは部屋に入ってVRをひたすらに味わうだけ。

 

何番の部屋かな~つって店員さんに貰った紙を見たらね、書いてありましたよ。

 


『ビリヤード』

 

ん?

 

ん?

 

オーケー、オーケー。落ち着け。

 

やっぱりね。

 

やっぱり伝わってなかったわ。
さすがプロっての前言撤回ね、どうせバイトだし。
全然聖徳太子じゃねーわ、聖徳太子なめんなっつーの。

お前はせいぜい佐村河内だっつーの。
まあ悪いの私なんですけど。

 

もうね。

 

もうね。


ビリヤードをしました。

 


だってそう書いてあるんだもん。

 

もらった紙に「ビリヤード」って。

 

だからね、


ビリヤードをしました。

 

 

うっすら涙を浮かべながら

 

wow wow言いながら

 

そりゃあもう・・


ビリヤードをしました。